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ガーデニング・ライフ


ローメンテナンスガーデンをめざそう!






 日ごとに太陽の暖かさが増し、ちょっとしたところに春を感じられるこの季節。お庭やベランダの植物たちも、新芽がふくらみ若葉となり本格的なガーデニングシーズンとなって、「いろいろとやる事が一杯でたいへん」という方もいらっしゃると思います。
 でもせっかくの癒しの空間であるお庭やベランダのガーデンが、苦しくてつらい、重荷の空間になってしまっては、何のためのガーデニングか、わからなくなってしまいます。これから始まる本格的ガーデニングシーズンを、楽しく優雅に過ごすために「ローメンテナンス」なガーデン作りに挑戦してみませんか。








雑草対策


 植えてもいない雑草たちが、むくむくと背を伸ばしてくるこの季節。「取っても取っても生えてきてたいへん。」という声を良く聞きます。
 根こそぎ取るのもなかなかたいへんですし、除草剤を安易に撒いてしまっては、土の中の栄養分を作ってくれるミミズや微生物たちを追い出して「死の土」を作ってしまいかねません。




対策法



●鉢植え、花壇の場合…土をそのまま見せないのが効果的です。ウッドチップなどでマルチングをおこなったり、タイムやアリッサム等の背の低い、いわゆるグランドカバー類を植えるのもひとつの方法です。

●お庭の場合…土の部分を極力減らしましょう。園路やテラスやウッドデッキ(デッキの下を防草対策したもの)をプランするのも良いでしょう。コスト的にあまりかけたくない場合には、防草シート+化粧砂利が最も安価に雑草対策を行えます。



水やり(灌水)


 これからどんどん気温が上昇してきます。水やりを朝、夕なんてとても出来ない。などの声を良く聞きます。
 でも、植物は光合成を行うためにどうしても水は必要です。あまり頻繁に水分を必要としないサボテンやセダム類を植えるのもひとつの方法ですが、それらの植物ばかりでは、ガーデニングの楽しみも半減してしまいます。





対策法



 立水栓を水やりのしやすい位置に設けたり、立水栓の蛇口にリールホース専用の蛇口を付けたり、水やりをしやすいようにリニューアルしてみてはいかがでしょうか。また、自動灌水装置を検討してみるのも良いでしょう。
 昔はかなり高価な費用がかかりましたが、今は非常に安価な物が市場に出回っていますので、灌水時間や灌水量を設定できる自動潅水装置の導入は、劇的にメンテ時間の短縮につながると思います。









ワンポイントアドバイス【肥料はいつ、なにをあげたら良いか】


肥料のタイミングには大きく分けて、植物を植えつける前にあらかじめ土に混ぜ込んでおく「元肥」と、植えた後に植物の成長に合わせて施す「追肥」の2つの方法があります。「追肥」には、施肥するタイミング、目的によっていろいろな施肥法があります。

●元肥…植物を植える前に、あらかじめ土に肥料を混ぜ込んでおく。樹木などでは、植える2週間ほど前に行っておくのがベスト。肥料は効き目がゆっくりとしている緩効性の肥料(堆肥、油かす、米ぬか等)が良い。

●追肥 冬肥…花や実をつける植物に対して、降雨量の多い春になる前の1月下旬〜2月上旬位に徐々に栄養分を吸収させるための施肥をする。長期間効き目が持続する緩効性の肥料を根の周りにすき込む。

●追肥 お礼肥…花や実をつける植物に対して、花後もしくは結実し収穫後に失われた栄養分を補充するために施肥する。すぐに効き目が現れる液肥等の即効性の肥料を施す。








 いずれにしても、ガーデニングに関するいろいろな知識を駆使して、それぞれの環境にマッチした植栽を行なうことが癒しの空間を作る第一歩です。
 雑誌や図鑑などを見たり、専門家などに相談して、ローメンテナンスガーデンをめざしてみてはいかがでしょうか。





次回は「涼しげなお庭の演出」です!

暑い夏を、少しでも快適にするための涼しげなお庭の演出方法や良いウッドデッキ木材の選び方をご紹介します。お楽しみに!










監修/谷口厚司

監修/谷口厚司
個人邸から商業施設まで大小を問わず種々のガーデン&エクステリアを提案。土づくりからの提案などナチュラルな観点でのデザインが特徴。一級造園施工管理士、二級建築士



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