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ガーデニング・ライフ


涼しげなお庭の演出法



 春のガーデニングシーズンも山場を越え、太陽の光が日増しに強くなってきました。ギラギラとした太陽の下では、ベランダやお庭でゆっくりガーデニングなんて気分にもなれません。今回は、そんな厳しい夏の暑さを、少しでも和らげられるガーデンプランをご紹介いたします。




日差対策



 まずはギラギラした太陽対策が一番重要です。それには樹木を植えるのが良いでしょう。樹形を考え、ある程度の高さの樹木をデッキや花壇等お庭の中で過ごすであろう場所に、日陰を作ってくれるように配置すれば、涼しげな木陰を演出してくれます。ベランダガーデンでも、樹木を配置することによって木陰を作り、ベランダの床からの照り返しも和らげてくれますので、室内の温度の上昇を抑えることもできると思います。
 ただし、樹木は落葉樹を中心に選んだ方が良いでしょう。常緑樹ばかりを植えてしまうと冬には薄暗いスペースになってしまいます。







風通し



 庭やベランダに塀やフェンスをプランする時には、風の通る方向も考慮しましょう。夏の暑い時期に風通しを確保できるようにします。見た目だけを重視したり、目隠しすることだけを考えて塀やフェンスを作ってしまうと、庭やベランダがジメジメした蒸し暑いスペースになってしまいます。
 目線を完全にカットした状態で風通しが確保できるルーバーフェンスや植物をフェンスに絡ませるなど、風通しを得るにはいろいろな方法があります。







水の演出



 蒸し暑い時に、流れる水を見たり水音を聞いたりすると、実際に体感する「打ち水効果」に加えて、心理的な効果が非常にあると言われています。ガーデンプランの中に、小さな物(お庭全体の中でのバランスはありますが)でも良いので噴水や壁泉等を入れてみてはどうでしょうか。
 昔と違い現在では、技術も発達し比較的安価にオリジナルデザインの噴水や壁泉を作ることが出来ます。ただし水を溜めているだけで流れていない物では、ダメです。心理的効果が半減するばかりか、ボウフラ等の虫の棲家となってしまうからです。










ワンポイント・アドバイス「ウッドデッキの素材選び」


お庭の中で常に雨ざらしにされる「ウッドデッキ」。作ってみたものの、数年経ったら「意外とすぐに傷んでしまった。」なんて事にならないように、今回は長持ちするウッドデッキの素材についてご紹介したいと思います。











 天然の木材でもなかなか朽ちない木材があります。「ジャラ」「ウリン」「イペ」「セランガンバツ」「ローズマホガニー」などは、無塗装の状態で15〜20年間朽ちることはありません。港や橋などで使用されている鉄の様な固さをもった輸入木材です。
 材料自体も、施工も一般的なデッキ材を使った時より、平米単価で1.5〜1.8倍位の金額になりますが、天然木の風合い、質感を楽しみながら高耐久性のウッドデッキを手に入れることが出来ます。



















 樹脂製のものや、少しでも質感を高めるために木粉と樹脂を混ぜ合わせて作った「人工木」という素材があります。天然木同様に加工が自由ですし、長期間腐植や再塗装の心配はありません。ただし価格はかなり高価になります。また天然木と違い割れ、ひび等がありませんが、逆に天然木の風合い、質感といったものは感じられませんので、きっちりとモダンにウッドデッキを仕上げたい場合には、良い素材だと思います。








ウッドデッキは、お庭の中でも大きなスペースを占める構造物です。形や色だけでなく、素材にもこだわって、長く楽しめるものにした方が良いでしょう。






 夏は植物たちにとっても厳しい季節です。普段以上に水遣りや雑草対策をしなければなりません。そんな状況でお庭やベランダが苦しみ空間にならないように、いろいろと工夫してみてはいかがでしょうか。





次回は「ペレニアルガーデンって?」です!

草花を植えるときのデザイン法、「ペレニアルガーデン」をご紹介します。
ワンポイントアドバイス「バラの管理法」もお楽しみに!!










監修/谷口厚司

監修/谷口厚司
個人邸から商業施設まで大小を問わず種々のガーデン&エクステリアを提案。土づくりからの提案などナチュラルな観点でのデザインが特徴。一級造園施工管理士、二級建築士



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