西鉄リフォーム
お見積りは無料 資料請求・ご相談
HOME > にしてつリフォームくらぶTOP > 今月の特集TOP > 今月の特集Vol.17









本人の必需品!お箸のことをもっと知ろう!お箸のはなし

お箸はどこからやってきた?

 お箸といえば何となく日本古来の物の様に感じますが、実際は発祥の地は中国と言われています。と言うのも、お箸に関する数多くの文献の中で最古の物が中国にあり、その中に「箸」という文字がたくさん使われていたからです。
 元々手食だった日本が箸食に変わったきっかけは、今から千四百年ほど昔にさかのぼります。かの聖徳太子が中国へ使節を送った折、使節団は王朝の人々にお箸を使った食事作法で歓待を受けました。これに驚いた使節団が日本に戻り、中国の進歩した作法の事を聖徳太子に報告すると、早速宮中の宴に箸食が採用されました。ここから日本で食事にお箸を使う風習が始まったのです。

進化していったお箸

 さて、お箸は昔から現在のような二本一組だったわけではなく、昔は細く削られた一本の竹をピンセット状に折り曲げた「折箸(おりばし)」というものが使われていました。と言っても、この頃のお箸は神様に食べ物を取り分ける為の祭器だったり、神様が使う為の神器という扱いだったそうです。
 現在使われているような二本一組のお箸になったのは、箸食の文化が一般に広がり始めた8世紀頃からで、この頃もお箸の材質は主に竹でしたが、後にお箸に漆を塗った「塗箸」等の技術も生まれ、現代のお箸に近い様々な材質や色のお箸が作られるようになりました。
 今でこそ割箸の影響もあってか、お箸といえば木で出来たイメージがありますが、元々は竹がメインだった事から「箸」という字が「竹かんむり」から出来ているのも納得できますね。

自分専用のお箸は日本だけ!?

 日本の家庭では多くの場合、家族それぞれに自分専用のお箸やお茶碗が決まっていると思いますが、実はこれ、日本だけの習慣って知っていましたか?
たとえば欧米などでは自分専用のスプーンやフォークを決めて使う習慣は基本的にないようですし、お隣の韓国や中国でもお箸は家族で共用して使っている場合が多いのだそうです。
 奈良時代の平城京跡から出てきた土器に使用者の名前が書かれていたり、「他人は使用禁止」といったような文句が書かれていた事から、日本では古くから食器類の個人専用化が始まっていたんですね。

「折る」のはいいけど「折れる」のはダメ?

 その昔、山で食事をする人々は一度使ったお箸にはその人の霊が宿るとされ、皆必ず食後に折って捨てていました。折らずに捨てると山の獣に遊ばれ、災いが自分に振りかかると伝えられていたためで、お箸を折る事でお箸に宿った霊は自分に戻ると信じられていたそうです。また室町時代には将軍が正月の宴で使っていたお箸が折れ、その数日後に亡くなってしまった事から「お箸が折れると縁起が悪い」と言われるようになりました。この言葉は今も使われていますよね。
なんだか矛盾しているようですが、今でもお弁当に付いてくる割箸を食後に折ったり、お祝の席では丈夫で折れにくいお箸を使ったりと、どちらも現代にその名残り(?)は残っているようです。だった事から「箸」という字が「竹かんむり」から出来ているのも納得できますね。

お箸の数え方の由来

みなさんはお箸を数える時、どう呼んでいますか?そう!「膳」ですよね!「一本、二本」でも良さそうな気がしますが、お箸を「本」で数えない理由として、お箸は二本で一つのセットなので「一本、二本…」という数え方はしないという考え方があります。
お箸が「膳」で呼ばれる様になったのは鎌倉時代からで、この頃になって個人用のお膳が発達。一つのお膳に一対のお箸が添えられるようになった事からと言われています。




<< 今月の特集TOPに戻る ▲上に戻る▲