さて、お箸は昔から現在のような二本一組だったわけではなく、昔は細く削られた一本の竹をピンセット状に折り曲げた「折箸(おりばし)」というものが使われていました。と言っても、この頃のお箸は神様に食べ物を取り分ける為の祭器だったり、神様が使う為の神器という扱いだったそうです。
現在使われているような二本一組のお箸になったのは、箸食の文化が一般に広がり始めた8世紀頃からで、この頃もお箸の材質は主に竹でしたが、後にお箸に漆を塗った「塗箸」等の技術も生まれ、現代のお箸に近い様々な材質や色のお箸が作られるようになりました。
今でこそ割箸の影響もあってか、お箸といえば木で出来たイメージがありますが、元々は竹がメインだった事から「箸」という字が「竹かんむり」から出来ているのも納得できますね。 |