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 実はオリンピックマークは正式には「オリンピック・シンボル」と呼び、単色または5色(左から青・黄・黒・緑・赤)の輪を鎖状に組み合わせたものです。
 オリンピックの創始者ピエール・ド・クーベルタン男爵(フランス)が白地にこの5色の輪を並べた旗を考案、1914年にパリでIOC(国際オリンピック委員会)創立20周年記念式典が行われた際、これを公表したのが始めです。
 5色の輪は世界5大陸(ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニア)とその相互の結合、連帯を意味していますが、何色が何大陸をさしている、ということはありません。単色の輪の場合も意味するものは5色のものと変わりありません。




 1896年に始まった近代オリンピック。その前身となったのは古代ギリシアで行われていた「オリンピア祭典競技」、いわゆる古代オリンピックです。
 古代オリンピックが始まったのは、考古学的な研究によって紀元前9世紀ごろとされています。現代のオリンピックは世界平和を究極の目的としたスポーツの祭典ですが、古代オリンピックはギリシアを中心にしたヘレニズム文化圏の宗教行事でした。
 全能の神ゼウスをはじめ多くの神々を崇めるための、神域における体育や芸術の競技祭だったのです。
当時のギリシアにはオリンピア地方で行われていた「オリンピア祭典競技」のほかに、コリント地方の「イストミアン・ゲームズ」、ネメア地方の「ネメアン・ゲームズ」、デルフォイ地方の「ピシアン・ゲームズ」などが4大祭典競技として知られています。




 古代オリンピックに倣ったからです。古代オリンピックでは4年を単位とする周期を「オリンピアード」と呼び、そのオリンピアードの第1年目に大会を開きました。
そして時は経ち、近代オリンピックを始めるに際し1896年を新しいオリンピアードの起点とし、以後4年ごとに大会を開催する事に決めました。
各オリンピアードの初年に大会が行われない場合は中止され、翌年以降への延期はしませんが、大会のカウントはします。過去、2度の世界大戦のために3回(第6回・12回・13回)の大会が中止されました。





 メダルにはいろいろと決まり事があり、現在の規定(オリンピック憲章)では、金メダルは「銀台に金メッキ(または金張り)」したもので、銀については純度1000分の925、金は少なくとも6gとされています。つまり金メダルは純金ではないんですね。大きさは少なくとも直径60mm、厚さ3mm以上で、これは銀、銅メダルも同じです。
 ちなみに第1回のオリンピック(1896年ギリシャのアテネ)では、1位選手に銀メダルとオリーブの葉冠、2位に銅メダルが与えられました。(3位はなし)なぜ金メダルがなかったのかはわかりません。金・銀・銅がそろったのは第2回以降です。1〜3位に金・銀・銅を与えることは1907年のIOC(※)総会で決まりました。なぜ金・銀・銅なのかについては、金は銀より高価、銀は銅より高価、ただそれだけの理由なんだそうです。
※IOC(アイオーシー)
国際オリンピック委員会。1894年創立。
オリンピック大会の国際的統轄機関。

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